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蒸し暑い夏の晩、友人と大和川へナマズ釣りに行ったんですが そこは近鉄沿線の陸橋の下でワンドになっていて、いつも良く釣れるんですね。 ただ・・・ その日も爆釣で楽しんでいたんですが 友人にはまったくと言っていいほどヒットしないんです。 ルアーが駄目なのか立ち居地が悪いのか・・・ そうこうしていると、なにやら嫌な匂いが鼻を衝いた。 腐敗臭!そこは背丈よりも高い草が鬱蒼と生えていて、周りが見えない 見えるものは月が映る水面、真上に鉄橋、時々通る列車の灯かりだけ その時は水量が減り取り残された魚が死んでるくらいに思って気にしなかったんです。 それ以来、まったくヒットしなくなり、 もう駄目かなと思っていた時大きな捕食音と共に友人のロッドがしなっている。 ふて腐れていた彼に気を利かせ最後にデカイの来たんちゃうの〜と声をかけ バレるなよと思いながら見守っていると ( あかんっ、持ってかれるー ) 「 ここのナマズにそんなデカイの、おらんやろ〜 」 「 ドラグ緩めて対応したらいけるやろ 」 と 声をかけ見守りながらランディングにそなえていた。 私、気がついたんです。 匂いが増した腐敗臭! その時、背後に気配を感じ振り向くとそこには何も無かった。 と言うより見えなかったと思う。 で彼に目を戻す。 ( あかんバレた ) ( あっ、でもなんか重たいなぁ ) 「 掛かってんちゃうの 」 糸を巻き、引き寄せてきて、驚きましたね! それは白く腐敗しきった死んだナマズでした。 死んだ魚が引っ掛かることは極稀にあるが驚いたのはルアーを丸呑みにしていたこと・ さっきまでファイトしていたこと・・・ すかさずラインを切りその場を離れました。 さようならクレイジークローラー・・・ |