|
友達から聞いたというお話をご投稿いただきました。 友達が中学の時に体験したというお話です・・・・・・・・・・・・・ 友人の友達 ( A君としておきます ) が1人で自宅にいた時、インターホンが 鳴ったので玄関を開けてみると小学生低学年くらいの少年が立っていました。 『 みぃ〜つけた・ おにいちゃんあそぼう・ 』 と少年・ 見つけたと言いますし、以前に何処か公園などで会い 遊んだことでもある少年かな?などと考えていましたが その時は暇でしたし 『 良いけど何して遊ぼうか? 』 と少年に尋ねてみると・・ 『 ぼくのおうちであそぼうよ 』 と言います。 自宅を施錠し自転車を取り出して歩くのもめんどーなので 徒歩で来ていた少年を後ろの荷台に乗せて走り始めました。 「 そこひだり・ そこをみぎ・ 」 と少年の誘導でどんどん進みます。 少し人里離れた所まで来た時 「 この先に民家など在ったかな? 」 と不安に思っていると・ ポツンと1件だけ在る建物に近づいて行きます・ 「 この家は昔・ 」 などと数年前の記憶がよみがえって来ると同時に 『 ここだよ! 』 と少年が言うので慌ててブレーキを掛けて止まりました。 この家はA君が物心付く前から空家で・ 霊が出るなどとありきたりな噂などもあり 小学生の頃に・ 友人達と4人で1度だけ肝試しに訪れたことのある空家です・・・ 当時のままの廃屋・ どう見ても人など住んでいる様にも思えません・・ 「 はっ! 」 と振り返って後ろを確認してみると少年の姿が見当たりません・ 急に怖くなり・・ 慌ててその場を後にして帰路に就きました・・・・・・・・ 翌日、学校で放課後、肝試しに行った4人で集まり昨日の話をすると・ 『 その子俺の家にも来たで! 』 とB君だけが言います・ 『 知らない子供やったから遊べないって断ったけど 』 とB君・・ 案内されてたどり着いた廃屋・ B君家にも来た消えた少年・ C君、D君の家にも来るのだろうか?そもそもあの少年や あの廃屋は何なのかと喋っていた時・ 誰からともなく・・ もう1度行ってみようということになり、その週末に廃屋へ行ってみることに・・ 廃屋に着いて様子を確認してみると・ やはり人など住んでいる様子はありません・ 以前に侵入した家裏の勝手口のノブを回すと扉は開きました・・ 天気の好い昼間でしたので・ 屋内も明るく以前来た時のままでした・・・ ある部屋へ入った時・ 『 これわ!?・ 』 とC君がノートを手に取りました・ 古くて数ページ千切られた何も書かれていなかったノートです・・ 「 いなかった 」 という表現は・ 以前肝試しに訪れた際・ この何も書かれていなかったノートにA君とB君だけ名前を書いたのです・ 次に誰かと肝試しに来るようなことがあれば 以前来たことの証になるなどのくだらない理由だったと思います・ 『 名前を書いた2人のところにだけ少年が来たということ? 』 とD君・・ 『 いやいや・ 意味が分からないし・ 』 『 皆を怖がらせようとA君の作り話なんじゃないのか!? 』 とB君・・・ もちろん作り話ではありませんし・ 少年の話にA君が熱くなり始めた時・ B君がおもむろにノートを取り上げ・ 名前の書かれたページを引き千切り・ 『 もう帰ろうっ!!! 』 と1言・・・ 何故空家になっているのか?・ あの少年は誰なのか?考えても分かりません・ 『 お菓子でも供えて手だけでも合わせておこう 』 と言うA君に対して・ 『 そんなことする必要もない 』 とあっさり言い残してB君は1人帰ってしまいました・・ 残りの3人だけでお菓子を買いに行き・ もう1度戻ってお供えして手を合わせました・・ その後、廃屋や少年の話も話題に上がることもなく卒業。 皆違う高校に通い始めましたので会うこともなくなりました。 数年後・ 中学時の同窓会が開かれましたので 久しぶりに皆が出会ったのですが・ B君が居ません・・・ 卒業後・ 仲の良かったC君が連絡を取ろうとしたところ・ 連絡が着かず・ 自宅を訪れてみると空家になっていたとのこと・・・ 思わず・ あの廃屋での出来事が脳裏を過ぎりました・ 何処か知らない所で普通に暮らしていると信じてはいるのですが・・・ |