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伊織さんから直接聞いたお話2話目です。
中学生の頃のお話です。 当時塾に通っていました。 塾への行き帰りはいつも自転車でしたが その日は自転車のタイヤがパンクしていた為徒歩で塾へ行きました。 塾まで歩いても片道15分くらいで着きます。 いつものとおり21:00に塾が終わり歩いて帰宅する道中での事です。 人気はありませんでしたが街灯もあり家が立ち並ぶ普通の道です。 白い石垣のような長い壁の横に差し掛かった時 石垣に映る自分の影が目に入りました。 影なんて別に気にする事もないのでそのまま歩いていました。 石垣の横を途中まで進んだ所である事に気が付きました。 進行方向右側に石垣があります。 石垣寄りに歩いていたのですが、私の左足元の地面に動く影が見えます・・ 「 えっ!? 」 と、思い、その場に立ち止まると足元の影も止まります・・・ 私が止まると足元の影も止まるのは当たり前です。 街灯に照らされてできた私の影なんですから・・ すると・ 今まで並行して進んでいる石垣に映る影は?・・ と、思い、石垣の方を見ると・ 影はあります・・・・ よく見ると女性のシルエットのような影がゆらゆらと揺れています・・・ 背筋にゾクゾクと悪寒が走ると同時に全速力で走って家まで帰りました。 その後引っ越すまでの数年間この道を通った事はありません。 |