其の三十 恐怖の漬物。


知り合いの奥さんから聞いたお話です。

近所の知り合いの方から
時々、きゅうりやなすびの自家製ぬか漬けをいただいていました。
いただく度に食べていましたが、どうも味がへんなのです。
家族も 「 においも味もぬか漬けではないみたい 」 と言います。

ある日、ぬか床の主と付き合いがある向かいの奥さんに
それとなくぬか漬けの事を聞いてみました。 すると。

『 皆いただいても直ぐに捨ててますよっ!
  味もにおいもへんでしょ? 食べる気がしなくてね・ 』 と言います。

数日後、ぬか床の主の家の前を通り掛ると
『 奥さぁ〜ん♪ 今きゅうりが漬かってるから食べはる? 』 と、声を掛けられました。

これから取り出すならぬか床が見れると思い敷地内へおじゃますると
ぬか床の周りにはハエが沢山飛んでいて、鼻をつく凄い匂いがします。
よく見ると表面はびっしりとカビとウジ虫におおわれていました。

『 ぬかにはカビと虫は付き物ですからねぇ♪ ホッホッホッホッ 』
と、ぬか床の主は平然と仰っていたそうです。

その日の内に話は広まり
誰もそのぬか漬けを食べなくなった事は言うまでもありません。


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