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今でもバイク好きな管理人は 10代の頃、よくバイクで走りに行っていた山道がありました。 場所は伏せておきますが、大阪から和歌山へ抜ける山道です。 ある日の夜中、何時ものように山道に入ると 直ぐに後方から照らされるヘッドライトに気が付きました。 大阪側から和歌山側へ抜ける道中 同じ距離を保ってヘッドライトは付いて来ます。 何時ものように和歌山側の自販機がある場所でバイクを停めた時 今まで後ろを走っていたヘッドライトの主が迫って来ない事に気が付きました。 『 あれ?・ 数十メートル程後ろを走っていたバイクが何故下りてこないのだろう? 』 と、思いながら自販機で飲み物を買って休息していても バイクが通り過ぎるどころか、バイクすら通り過ぎる気配がありません。 しばらく休息している時 ヘッドライトの主が転倒でもしているのではないかと心配になり 休憩もそこそこに大阪方面へとバイクを走らせました。 走り始めは、路面、道端など転倒でもしていないかと 気にしていましたが、何処にも事故の形跡などありません。 ふと気が付くと、先程と同じように 後ろからヘッドライトの光がミラー越しに見えました。 しばらく走っていても まったく同じ間隔でヘッドライトは付いて来ます。 少しムキになり、ステップを擦り、ヒザを擦るくらい無理に飛ばしてみても 相変わらず同じ間隔でついて来ます。 誰か友人知人の悪戯かとも思いましたが定かではありません。 大阪側に来ても同じ間隔でついて来るヘッドライト。 最終コーナーを曲がり終えた時 正体を見てやろうとフルブレーキで向きを変えて待ちかまえましたが 数秒経ってもヘッドライトの主は現れません。 直ぐに今来た道を戻ってみましたが ヘッドライトどころかバイクの姿すら見当たりませんでした。 |