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エレベーター ( 一つ前のお話 ) で登場する高層団地での体験談です。
あの日以来、しばらくぶりに友人宅を訪ねた時のことです。 以前体験したことも記憶から薄れかけていたのですが やはり現場に来ると鮮明に思いだすもので 友人宅へは入らずに、エレベーター横の階段へ2人で座り 以前体験した話や世間話などをしていました。 しばらくくだらないお喋りをしていると 階下より階段を上る足音が聞こえ始めました。 階段なので人が通るのは当たり前のことです。 徐々に大きくなる足音を気にせずにお喋りしていると その足音は直ぐ下の踊り場あたりまで来ました。 コツコツコツと、足音がもう私達の居る11階までたどり着く直前に 邪魔にならないようにと私達2人は立ち上がりました。 「 ・・・・ 」 誰も居ません・・・ 私達は12階へ上がる方の階段の2段目あたりに座っていましたので 立ち上がると、上って来たであろう方と必ず出会うはずなのです。 ( 座っている時は手すりが壁になり横は見えません ) それなのに誰も居ないのです。 2人目を合わせ、言葉には出しませんでしたが 「 何故誰も居ないの??? 」 「 あの足音は??? 」 と、友人も思っていたに違いません。 すると・・・ コツコツコツコツと、階上から階段を上って行く足音が聞こえてきました。 「 ・・・・ 」 まるで見えない何者かが私達の居る空間だけを飛び越えて行ったようでした。 階上へ確認に行く勇気もなく その場を離れ、友人宅へと逃げ込むかたちになりました。 2人共、確かに足音を聞きました。 それでも友人は 『 何かの聞き間違いだ 』 と言うのですが・・・ - 後書 - ケンジ様より2話の体験談の投稿をいただきました。 ご投稿ありがとうございました。 ぺこ <(_ _)> 内容を簡単に綴られたメールで きちんと文章にするのはおまかせしますとの事でしたので 管理人が文章にし、掲載しました。 |