|
知り合いのMさんから聞いたお話です。
飲みに行った帰り、翌日が休みという事もあり 友人宅に泊まって帰る事になりました。 初めて訪れた友人宅は築年数の古いハイツでしたが のどかな場所に在り、とても好い住まいに見えました。 1人暮らしの友人は猫を飼っています。 子猫の時に拾って来た猫を育てているそうですが 毛並みも良くとても人懐っこくてかわいい猫です。 少し飲んで、猫の相手などしていたんですが もう夜も晩く、しばらくすると眠たくなってきたので その場に横になり座布団を枕に何時の間にか眠りに付いていました。 真夜中。 「 ふぅぅぅぅぅぅ・ しゃぁぁぁぁぁ・・ 」 と、いう声?に ぼんやりと目を覚ますと急に金縛りになり身体が動きません。 壁際に少し壁の方を向いたかたちで金縛りになっています。 目だけが動くので声がする左頭上に目をやると 全身毛が立った猫が 「 ふぅぅぅぅぅぅ・ しゃぁぁぁぁぁ・・ 」 と、死角になり確認する事の出来ない方を見つめて唸っています。 何時までも続く金縛りと猫の唸り声。 徐々に込み上げてくる恐怖に・ 「 早く寝ないと・ 早く寝ないと・ 」 と、呪文のように唱えていると何時の間にか朝でした。 あの時死角になっていたので正体は分かりませんでしたが・・ 死角になっていて良かったのかな?とも思う体験でした・・・ |