|
知り合いのMさんから聞いたもう1つのお話です。
前書き。 このお話はMさんが話す事を凄く拒んだお話です。 理由は・ 『 思い出したくもないから・ 』 と、いうものでした。 なんとか聞く事が出来たお話・ 皆さんもMさん自身になったつもりで その場を想像しながらゆっくりお読みになられると・ きっと恐怖感も倍増すると思います・・・ 登場する友人やMさん自身、この体験をされてしばらくは・ 全くと言って良い程、良くない日々が続いたそうなんですが・ 参考までに・・・ 友人2人と3人で、居酒屋で飲んだ帰り道 2人の友人の内1人の友人宅が近くにあった為 友人宅で飲み直そうという事になり コンビニでお酒やつまむ物などを調達して徒歩で友人宅へと向かいました。 近くと言っても徒歩だと少し距離があります。 途中たまたま通り掛かった公園を目にした友人の1人が 『 ここでちょっと飲んでいかへん? 』 と、言い出しました。 『 うちで飲むよりここで飲んだほうが面白いかもしれんなぁ? 』 と、これからお邪魔するはずだった家の主もそう言うので 公園での飲み直しという事になりました。 桜の季節にはまだ早く当然他に花見客など誰も居ません。 つぼみすら出ていない桜の木の下で たまたま持っていたスポーツ新聞を広げて おつまみを囲むように輪になるかたちでその上に座り 少し早い花見気分で飲み始めました。 楽しい会話が弾みしばらく飲んでいた時 何気なくおつまみを取ろうと伸ばした手の横に 黒っぽい水分の塊のようなものが 「 ポツリッ・ 」 と、落ちてきました。 『 なんだろう? 』 と、思い 顔を近付け目を凝らして確認しようとする姿に気付いた2人の友人も 『 なに? なに?・ 』 と、同じように顔を近付けようとしたその時・ 「 ポツッポツッ! 」 と、続けざまに 先程と同じ黒っぽい水分の塊のようなものが落ちてきました。 『 ・・・??? 』 ゆっくりと3人同時に頭上を見上げてその場に凍り付きました・・・ 首を吊った状態のスーツ姿の男性がぶら下がっており ダラリと伸びた足先より 「 ポツリッ・ ポツリッ・ 」 と、何か液体のようなものが垂れています・ 『 ぎいゃぁぁぁぁ! 』 『 うおぉぉぉぉぉ!! 』 『 ひいぃぃぃぃぃ!!! 』 と、声にならない叫び声を上げ3人一緒に公園入り口まで一目散に逃げました。 一気に酔いも醒めてしまい全く震えが止まりません。 『 とにかく警察に連絡しないと・ 』 と 友人の1人は本当の首吊り自殺だと思っているようです。 『 最初から人がぶら下がってたら座る前に分かるやろっ!? 』 と、ほらっと指差した先の ほんの今まで座って飲んでいた 桜の木にはぶら下がっていた男性の姿はありません。 とりあえず恐る恐る現場に戻り 急いで荷物をまとめると慌てて友人宅へと逃げるように駆け込みました。 『 あれはなにやったんやろ?・ 』 『 ほんまになにやったんやろっ???・ 』 と、その日は朝までまともに寝る事が出来ませんでした。 |