|
小学生の頃 母方のおばあちゃんの家によく遊びに行っていました。 場所は兵庫県のA市。 団地のようなマンションのような高層の集合住宅で おばあちゃんの家は最上階より1階下にありました。 ある日両親と一緒におばあちゃんの家を訪ねました。 何時ものようにエレベーターに乗り 十数階にあったおばあちゃんの家がある階で降ります。 ( 降りると左側の端から数件目が家です ) エレベーターを降りて左へ曲がると、1番端のお宅へ突き当たります。 1番端のお宅から向かって右側へと廊下が続いており 数十件と部屋が並んでいます。 向かって左側はエレベーター裏にある階段へと続く通路になっています。 その日もエレベーターを降りて左に曲がり 右の廊下側へ曲がろうとした時、左の階段がある端の方から 「 うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁー・ ドスンッ! 」 という大きな声と音が耳にこだましました。 『 今凄い声と音がしたけど誰か落ちたんかな!? 』 と、管理人。 『 何も聞こえへんかったけど何か音がしたか??? 』 と、両親。 親父は階段の方へ歩き出し、手すりから真下を覗き込んだり 向かいの建物の方を確認したりしましたが 『 何も変わった様子は無いで? 』 と、こちらへ歩み寄りました。 それから両親に続いておばあちゃんの家に入りましたが 先程の事がどうも気になり頭から離れません・・ 『 おばあちゃん・ そこの階段の所の手すりから誰か落ちたりした事なんてある? 』 と、管理人が尋ねると・ 『 この間・ そこから若い子が飛び降り自殺してなっ! 声と音が凄かったんやでっ! 何でわざわざこんな所を選んで それも最上階じゃなくて1階下から飛び降りたんやろなぁ? もうその日から気味が悪くてなぁ・・・ 』 と、両親に熱弁するおばあちゃん。 『 やっぱりそんな事があったんやぁ・ 』 と、管理人。 その後、2回程階段に佇む若い子を目撃したり 落ちる際の声や落ちた際の音なども数回聞きました。 おばあちゃんが亡くなり今では行く事もありませんが あの若い子は・ 今でも成仏出来ずに同じ事を繰り返しているのだろうか?・・・ |